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2023年3月23日

令和4年度　安全衛生全体研修（林業労働災害レスキュー訓練）

令和5年3月17日（金曜日）萩田床山にて安全衛生全体研修を行いました。

　林業の労働災害においては、重症な場合が多く、日頃から危機管理能力を身につけることが必要です。

　山奥での作業が多く、携帯電話の通信が圏外である地域も多いなか、被災者を重症化させず、いかに安全かつ迅速に救出するかが、とても重要だと思います。

　そこで、必要な知識と救出手順等を学ぶため、萩消防本部の方にご協力いただき、「林業労働災害レスキュー訓練」を実施しました。

①緊急通報訓練　・・・　実際に119番通報をしました。
②伐木の下敷き状態の被災者の救出訓練　・・・　伐木に挟まれたダミー人形をどのように救出するのか考え、実際にやってみました。
③身動きのできない被災者搬送訓練　・・・　山中の木と作業服で簡易タンカーを作り、実際にダミー人形を搬送しました。
④切傷部の止血等応急処置訓練　・・・　止血や骨折箇所の固定方法を教わり、二人一組で圧迫や固定を体験しました。
⑤訓練の振り返り　・・・　訓練でも困難に感じたので、実際だともっと大変なんだと思います。労働災害が発生しないように気を付けて作業するのが一番ですが、もしもに備えたとても重要な訓練でした。